不動産投資の豆知識

不動産投資、融資が通りやすい属性と実際の5つの事例。融資が通らないかもと感じたら

はじめに

不動産投資を始めるにあたって、最初の大きな壁となるのが「融資」です。物件を購入するためには数千万円、時には億単位の資金が必要となるため、ほとんどの投資家が金融機関の融資を利用します。しかし「自分に融資が通るのか不安」「何を見られているか分からない」と悩んでいる方も少なくありません。

この記事では、融資が通りやすい属性とは何か、そして実際に融資が通った成功事例を5つ紹介しながら、「融資が通らないかも…」と感じた時の対処法まで具体的にお伝えします。

融資が通りやすい属性とは?

金融機関が融資審査の際に重視する項目は主に以下の通りです。

1. 年収
安定した収入があることは大前提です。目安として、年収500万円以上で融資が通りやすくなる傾向がありますが、物件価格や借入額によってこのラインは変わります。

2. 勤務先・職種
上場企業や公務員など、安定した職業に就いている人は評価されやすいです。中小企業勤務でも勤続年数が長い場合や、業種が安定していればプラスに働くケースもあります。

3. 自己資金の有無
自己資金が多いほど金融機関からの信頼も上がります。頭金1〜2割程度用意できると、審査通過率が大幅に向上します。

4. 保有資産と負債
預貯金、株式、不動産などの保有資産がある場合、それが担保となり有利になります。一方、他の借入(ローン等)の残高が多いとマイナス評価となるので注意が必要です。

5. クレジットスコア・信用情報
クレジットカードの支払い遅延や携帯料金の滞納などが信用情報に記録されていると、融資が難しくなる可能性があります。

実際にあった成功事例5選

事例1:年収480万円・中小企業勤務でも融資通過
新潟県内の製造業に勤める40代男性。年収は決して高くありませんが、自己資金300万円と10年勤続の安定性を評価され、地銀から1500万円の融資に成功。

事例2:年収600万円・公務員がフルローンでアパート購入
30代の公務員男性。自己資金なしでも信用力が非常に高く、地方都市の中古アパートにフルローンで融資承認。家賃収入で返済計画も盤石。

事例3:自営業・年収400万円でも「事業計画」がカギに
フリーランス歴8年の30代女性。金融機関に提出した綿密な事業計画書と、これまでの安定収入の実績が評価され、初めての融資が承認。

事例4:副業で不動産投資を始めたサラリーマン
本業年収520万円の会社員が、副収入を得る目的で不動産投資を検討。中古区分マンション購入時、頭金100万円を用意し、信金からの融資がスムーズに通過

事例5:過去に延滞歴があったが、時間経過で融資獲得
過去にクレジットカードの延滞があった40代男性。延滞から7年以上経過し信用情報が回復したことで、金融機関の融資を受けることに成功。

まとめ

不動産投資において「融資」は最初の大きなハードルですが、ポイントを押さえれば確実に突破可能です。

 • 年収や職業だけでなく、自己資金や信用情報も重視される
 • 地銀や信金、ノンバンクの選定がカギとなる
 • 実際には年収400万円前後でも融資成功した事例が複数あり
 • 「通らないかも」と感じたら、まず専門家への相談がベスト

あなたの状況に合わせて、無理のないステップで着実に不動産投資の一歩を踏み出しましょう。

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