不動産投資をしている人達の属性という言葉があります。
業界用語なのか詳しくわかりませんがどのような職業や背景を表しているような気はしますがこんな言葉があるので解説させて頂きます。
融資を受ける際にはよく使われますが属性により金融機関を業者は選びます。
ある程度絞って電話営業やセミナー・キャッチ・アンケート・名刺交換・SNS・訪問販売・紹介等の営業によりお客様の融資が行けそうか判断をする際の入り口になります。
融資で通りやすいのは上場会社・上場会社に準ずる会社・国家公務員・地方公務員・公務員に準じる勤務先・団体職員・医療法人・財団法人・一般社団法人・国家資格保持者(医師・弁護士・公認会計士・税理士・不動産鑑定士・看護師・薬剤師他)
上場会社関係でも飲食やサービス業店舗系は通りにくい傾向があります。(本社は可能性あります。)
中小企業や自営業は融資は組みにくいですが自己資金等入れれば購入可能性有
現金の場合は地主・お金持ち・投資家
金融機関によりましても好き嫌いがあるようでホワイトカラーは好きですがブルーカラーの仕事は大卒でも嫌がる傾向にあったり年収と属性で枠が決まったりと金融機関で独自の基準を持っております。
その中で驚いたのは大手の部長職で転職されたかたが中途採用で勤続が短い理由と退職金があまり見込めないという理由で否決されたことがありました。
またステップアップ転職ではありますが年収も上がっているのに認められないこともあったりケースバイケースで融資が通るなどもあります。
普通に審査落ちしてがっかりしますが何回ヒアリングをしましても延滞どころか借り入れが無いのに審査落ちしまして別の金融機関では普通に審査が通ることもあります。
私がいままで見てきましたなかでは上場会社で年収357万位の方で最高は12,000万円位の営業所得のスポーツ選手です。
一番若い方は21歳の大手子会社の工場勤務の男性で最年長は65歳の四国の大学教授を見たことがあります。
様々な会社の源泉を2000枚以上は見てきましたのでおおよそ年収の伸び方は予測できますが稀にそのラインの予想を超える方や逆も見たことはありますので業種職種で大分変ります。ただし中小企業と自営は予測不可能でなとこがあります。
属性については良い悪いと表現されます。
融資ありきの業界ですので属性が良いに越したことはありません。現金狙いでもいいのですが殆ど持っていないため効率が悪い気がします。やり方はあるかもしれませんが。
属性が良いほど年収が高く効率よく購入してもらえるので皆さん狙いますがそれなりな人が多いため成約までは難しいです。
また某職種に限ってはとても審査が落ちるので気にしてしまいます。
ただ全国には上場会社がかなりありますし存じ上げない会社でも年収がかなり高い会社もあれば合同会社でもやたら年収が高い方や全く営業がかかっていない会社など本当にたくさんありますので把握はしきれません。二部上場でもマザーズでも上場していればよほどでない限り融資対象の土台には乗ります。
問題が社会現象で起こると一度見合わせられることもあります。過去にライフライン関係の会社は東日本大震災後一時期融資は見合わせられましたし医療系はデート商法が流行し独身の●●師は融資が非常に通りにくい時期はありました。
全てではありませんが上場会社の方が中小企業と比べ年収の伸び率や退職金、福利厚生ははるかに良いですので目指したくなるのは頷けます。
某金融機関は特に医者に甘いところもありますし某資格があるだけで融資をしてもらえるところ開業間もなくでも融資をして貰えたりと資格は学歴より強いですが学歴で通ったこともありました。年収はそこまでなく会社規模も決して大きいとは言えませんでしたが某有名国立大学卒(卒業証書のコピー提出)でしたので担当者が頑張ってくれたのでしょうそんなこともありました。
学歴、資格強いです。
最近はユーチューバーは持ち込んだことがありませんが芸能人枠な感じがしますため融資は難しい気がします。
近年は役職定年等が増えていますため退職に近い人たちは頭金を結構入れて購入ですがあまり金融機関では受け付けたがらない感じがします。
1棟アパートや1棟マンションでも属性が重要で最低500万~小振りなら出来る可能性がありますが700万台~1000万代~と年収が高く預貯金等があるほど融資は通りやすいですが普通に生活していればお金を貯めるのはなかなか難しい気はしております。
なかには年収はそんなに高くないのですが毎月きちんと一定額を貯金している人が居まして本来の基準では難しいのですが日々のキャッシュフローの良さが審査を動かしたなんて案件もあるためケースバイケースが多いので1棟融資は区分マンションの融資の比ではなく大変ですが審査が通ればチャンスが広がります。
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