不動産は性質上何らかの事情がありやーめたとすることがなかなかできません。
物件には登記で所有権がありますし買い手を探さなければ所有権を移せません。(贈与でも物納でも相続、差し押さえもありますが)
ここが重要ですが、ほとんどの方が融資を利用して購入しているため不動産はいらないと考えても支払いは借入期間つきまといます。そのため辞めるのは一括返済をするのと売却をするのとでやめることが出来るため購入後すぐいらないからやめるは出来なくはありませんが相当なハードルがあるため大部分の方はやめられません。つまり抜け出せないですね。抜け出せないは表現が悪いのでやめにくいのが聞こえがいいです。どちらも似たような状態ですが。
そもそも投資用マンションに限らずどんなものもそうですが販売業者の利益が乗っているため購入後すぐ売却をしますとよほどでない限り損切しないとやめられません。
元利均等返済方式のため当初は支払額のうち利息の金額が大きいため思うように元金は減りません。
場所や金融機関の条件にもよりますが10年位は所有しないと損益分岐点には到着しないのではと推測してます。
過去は中古を購入して3年でトントンで売れたのは奇跡に近いと私は思っております。
売却しにくい地域では金額が下がりますしサブリース物件でもやはり金額は下がりますため逆にその辺をクリアすることが出来ればもう少し早く抜け出せるのではないでしょうか。
またすぐには抜け出せなくても計画は立てられます。
これに関してもセカンドオピニオンをするなどとし相場や市況や取引方法を吟味しタイミングを図るのが抜け出すという観点から見ましたら良いです。
逆にですが場所は悪い、高い、サブリースを組んでいる、金融機関の条件が悪いですと損益分岐点が後ろに行きますためそうなりますと年単位で後ろにずれます。それと市況にも左右されるためピークで購入した人はさらに損益分岐点は後ろになります。
また市況が宜しければ購入後すぐ売れる可能性も低いですがあります。
抜け出せないというよりは最初から抜け出せるように考えて購入すれば良いということにお気づきでしょうか?
ただ既に購入後であればまずセカンドオピニオンをした方がいいです。
担当者が居る場合は一度聞きながら黙って答え合わせをしてみるのはいかがでしょうか概ねあっていればしっかりした担当者の可能性が高いですし差異や考え方が遠ければお客様にとって微妙な担当者だと言わざるをえません。
営業マンはお客様をパートナーと捉える傾向があり他の担当者が来ますとあら捜しやパートナーを盗られるという認識になっていく傾向があるのでセカンドオピニオンする際は黙っておかれた方が勘違いを起こさないで済むと思いますことはご理解くださいませ。相手は少なくとも面白く無くなり感情が露に出られるのは得策ではないからです。
事実を心にしまいうまく付き合っていければと思います。
次にダイレクトメールですがこちらもその金額にならない傾向が強いため
下手しますと予定よりも安価に取引しかねないので気を付けて下さいませ。
これは私がオーナーさんに頼まれまして話を聞いてきて欲しいと話を単独で危機に行った時のことですがダイレクトメールには2,720万で購入したいお客様がいますとのことでこれが事実ならお得なので気持ち飛びついた感じです。
これが罠の始まりでした。
まず先方の担当者は1人年齢は40歳位でしょうか詳細は不明で東京の会社で役職は部長です身なりはパリッとはきはきする話し方で綺麗目な印象です。
威圧系ではなかったのが救いです笑
なかなか業界にも詳しい方で負けじと話し合いをしたところ結論は2100万。。。
全然かけ離れてまして素朴に何でかを問いますと25㎡以上で家賃が102,000円取れたらと記載がありました。。。
この頃の物件は25㎡は無かったですし環八の外側で10万超えの家賃は世田谷でもなかなか無いのではと思いますので間違いではないのですが謄本を取得すればわかりますしまずはそんなに調査をしないランダムに送付しているということがわかります。
結果をオーナーさんに伝えますと残念がってましてその後も山っ気があるため売りそうになりましたが土壇場で条件を覆され結局私が伝えていたことが裏付けられこのラインで任せるから宜しくと頼まれました。
そのまま売却をしてしまっていたら想定外のマイナスがつくためなかなか抜け出せなかったでしょう出来る限り依頼者には添える内容と業者を選定してますので資料さえ揃えて頂ければ金額がブレることは少ないですが巷の机上の空論には惑わされないことが大事です。結果損します。
自分が見つけてきたと営業を受けている実感が薄くなるためこのように気にさせてしまうのではと私は分析しております。
そうなるとさらに辞められなくなりますので注意が必要です。
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