皆様
シーソーゲームと聞きますと何を連想されますか?
ミスターチルドレンの詩にあるシーソーゲームを覚えてますか?私は思い出します。
それと公園のシーソーですね。
小さい頃に遊んだことがりますかたは多いのではないでしょうか。(若い方はそんなことは無いかもしれませんが)
今回はそのシーソーがイメージになります。
結構単純で左右均等で同じくらいの体重でしたら釣り合いますよね。
不動産価格も似たようなもので、売りたい人や買いたい人が釣り合うが売買価格に一般的にはなってます。
少し難しいのが売り手の価格設定があり仲介会社が支点になるわけです。売りての依頼であれば売主側に買い手の依頼であれば買い手側に傾きますし支点が売り手と買い手に入れば真ん中になるのが難しく言い分をお互いに聞き支点の位置はずれていきますのでどこかで合わせないと釣り合いません(取引できません)。
ここでゲームと申しますのは正確には不動産取引にはその要素があるということです。
先日スタッフの同級生の物件が大阪にあり売却の依頼を受けたときのことです。比較的大型マンションで当時購入が4000万前半で10年弱住んでいて残債が3800万位でこの場所は良いのと近隣は高いのですが試しに5380万で売りに出してみようと言われとんでもない金額で出して無駄な時間が過ぎるのではと半ば諦めていた時ですが地元の仲介業者がなんとお客さんを連れてきたのです。
最終的には5280万円に金額は下げましたが融資も無事に終わり業者側としましてもこんなこともあるのかと奇跡を見ているようでした。正直4000万後半は行くかなと推測していたために売主さんはついているなんて思いました。買主さんも場所重視で喜んでいる姿を見ますと結果良かったなと思います。
昨今は不動産の新築供給はそこまで多くなくストックマンションが多いのですが選べるほど物件が無いのが不動産で私もたまに地元で何か無いかと検索しますが本当に少なくて選ぶに選べませんので選べるだけでも羨ましさはあります。
買いの仲介もこのような支点を有利に持っていきますのでバランスが取れる取引になってくると思います。
この支点の匙加減をきちんと仲介が持つことにより物件の購入も処理も出来るのではないでしょうか
ブローカーはこの支点がズレている人が大変多いので大変です。(と言うよりも考え方が極端なのといくらで売る話がメインでその後の契約不適合責任や条件等成約になれば取引方法にもよりますが様々な責任問題も生じるため注意は必要で素人どころか業者を騙すブローカーもいるので注意は必要です。)
くれぐれも感情的にならず現実と相場とオリジナル係数を持つようにし心がけていくのが良いですね。
そして取引が成立すれば皆様が良いので参考にしてくださいませ。
コメント