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投資マンションを管理する建物管理会社と分譲会社のいざこざを聞いた話

投資マンションに関わらずマンションを購入しますとイコール管理組合員なのはご存じな方は多いかと思います。 

私は10棟弱鳥籠と呼ばれる価格表や賃料表、管理費、修繕積立金の企画に携わったことがあります。

 販売にあたり投資マンションの販売業者が収支に拘るため当初は収支が優しい設定(負担が少ない)ように企画しそれの意向に沿う建物管理会社に依頼することが殆どでした。

 それとサブリースや賃料を査定する会社も似たような感じで高く設定してくるところを選び決定していくため投資マンション専門のサブリースや会社や建物管理会社に依頼することが多く限定的なと申しますか閉鎖的な業界だなと当時は思いました。

 時は変わり今はそのような建物管理会社は縛れず管理組合員が立ち上がり建物管理会社を変更する動きが見られファミリー専門の建物管理会社へ変更し改善されたりすることも見受けられました。

 他社へ管理情報が引き継がれるためやたら修繕積立金が少ないとか管理費が高すぎるとか閉鎖的状況では比較対象がなかなか無いため言われるがままが多いようです。

 私が聞いた話で一番驚いたことが1例ありまして、その建物管理会社は中堅だと思いますが某投資マンションの分譲会社が一括していてお願いしている建物管理会社がありますが建物管理会社の社員が分譲会社から賄賂を貰いかなり安く請け負っていたことが判明しその建物の管理会社は時期を見て管理総会に申し入れた結果1Rマンションで管理費等が築15年で25,000円位1LDKで40,000越えまで跳ね上がり理由を尋ねると建物管理会社が一気に値上げしたなんて話を聞きましたが真実はわかりませんがこの金額は都庁に相談しましたら立替えを視野に入れた金額ですねとコメントを貰いました。。

 気分で管理費等は上がらないかとは思いますが投資マンションのオーナーさん達は無頓着と言いますか流されっぱなしの人が多いためと管理総会に参加する人は1割前後のため意思疎通を取るのが大変ですがファミリーマンションでしたら結構話し合いの場を開き話し合うケースは多いです。

 実際感情的に建物管理会社が動き値上げに勝手に踏み切ることが出来ないため正規の手順を踏んだかと思いますがさすがに通常の数字から見てもかなり高額なため他にやり方が無かったのかなとか、何かのアクシデントがありこの金額になってしまったのかなとか考えさせられます。

 改善策としましては管理組合員が一体となり話し合いの場を設け改善しないとオーナーさんは収支が悪ければ売りたくても売れない状況に陥ってしまうため共有しあわないと難しいことには変わりありませんね。

 運が良かった例もありましてオーナーが立ち上がり携帯の電波塔を屋上につけまして年間120万円程の副収入が管理組合に入るため築10年位しましても管理費等がほぼ上がらない管理組合もあったりとやる気と行動力がある人が管理組合の理事長をされていたりしますとオーナーの意識の高さにより管理費等がコントロール出来てしまう事例もあったりといろんなケースに遭遇します。

 

 

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