―共働き夫婦が選んだ“堅実型”不動産運用の実例―

「老後資金に不安がある」「貯金だけでは資産が増えない」「副業に興味はあるがリスクは抑えたい」
そんな声を多く耳にする昨今、注目されているのが“夫婦で始める戸建て投資”です。
今回ご紹介するのは、共働き夫婦が小さな一歩からスタートし、たった一軒の戸建て投資から、安定した家賃収入を得るまでのリアルな実話。
投資経験ゼロのご夫婦が、どのように物件を見つけ、資金調達し、入居者を確保していったのか。リスクと向き合いながら得た“堅実な成果”に学ぶべきポイントが詰まっています。
【相談者プロフィール】
• 年代・性別:30代後半夫婦(会社員・公務員)
• 目的:子どもの教育費、老後資金対策
• 投資開始時期:2021年
• 物件エリア:埼玉県郊外の住宅地
• 購入価格:580万円(築35年の中古戸建)
• 家賃設定:月6.5万円
• 現在の状況:1年半入居継続中、安定収入化
「私たちにできる投資はあるのか?」からの出発
不動産投資というと、タワーマンションや一棟アパートなどを思い浮かべる方が多いですが、相談者夫婦が選んだのは地方の中古戸建てでした。
最初は「私たちにできるだろうか…」という不安が大きかったそうです。しかし、
• 少額から始められる
• 管理が比較的ラク
• 家族で協力できる
という理由から「無理のない範囲でやってみよう」と思い立ち、週末を使ってエリア内の中古戸建を内覧して回ったとのこと。
良い物件との出会い:中古でも“売れる条件”とは?
夫婦が出会ったのは、埼玉県の駅から徒歩18分、築35年・3DKの中古戸建。元々は高齢者が一人で暮らしていた物件で、内装に古さはあるものの、以下の点が決め手となりました。
• 建物構造がしっかりしていた(雨漏り・傾きなし)
• 日当たり良好・南向きの庭付き
• 近隣にスーパー・学校が揃っている
• 駐車場1台分あり
加えて、価格はなんと580万円(現金一括払い)。住宅ローンではなく、手元の預貯金と一部を定期解約で賄うことができたため、ローンリスクを避けられるのも大きなメリットでした。
最小投資で最大効果を狙ったリフォーム
内見後、築年数相応の劣化があったものの、大規模なリノベーションは行わず、最小限の修繕+DIY対応を選択しました。
実施した主な内容:
• 壁紙の一部張り替え(業者に依頼)
• 畳の表替え(和室2部屋)
• 水回りのクリーニング
• 照明・カーテンの設置(IKEAとニトリを活用)
• 玄関の高圧洗浄&植木剪定(自分たちで)
総費用:約60万円以内に抑えられ、「築古でも“清潔感”を演出できれば需要はある」ということを実感したといいます。
募集スタート後、1ヶ月で入居決定
地元の賃貸仲介業者2社に依頼し、家賃は周辺相場よりやや低めの6.5万円に設定。すると、募集開始からわずか3週間で3組の内見があり、最終的には子育て中の夫婦が入居を決定。
ポイントは以下の3点:
1. ペット可に設定(軽微な原状回復は契約時に明示)
2. 駐車場付き&庭ありの利点を強調
3. ファミリー層に響く“即入居可能・設備は必要十分”を訴求
その後も家賃の遅延は一度もなく、安定して月6.5万円×12ヶ月=78万円/年の不労所得が実現しました。
戸建て投資が夫婦のライフスタイルを変えた
この経験を通じて、夫婦の間には以下のような変化が生まれたと語っています。
• お金に関する会話が前向きになった
• 将来に対する不安が軽減された
• 次の投資物件も“家族会議”で探すように
また、現在は2軒目の物件も視野に入れ、投資規模を拡大中。無理のない範囲で、自分たちに合った不動産運用を築くスタイルは、多くの投資初心者にとっての参考モデルといえるでしょう。
【まとめ】戸建て投資は「家族で育てる資産形成」
本事例から学べる教訓は、以下の3つです。
1. 高額でなくても始められる投資はある
→ 地方の中古戸建は、リスクを抑えつつスタートしやすい
2. “清潔感”と“生活利便性”が鍵
→ 派手なリフォームよりも、住みやすさ重視が成約につながる
3. 夫婦・家族のチームワークが力になる
→ 投資を“家族事業”として取り組むと成功率が高まる
【無料相談受付中】
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不動産業界に25年以上在籍。多くの不動産投資の問題を解決してきた、猫と温泉をこよなく愛する東京在住47歳。