私が見たことがあるのは購入時21歳の若者が一番若かったです。
彼は18歳から大手の子会社の現場仕事をやっている方で社宅にお住まいで年収は400万前後だったかと思います。
経済観念はしっかりされていましたが不動産は今回が初めてで
実家は遠方にあるとのことで結婚はまだ相手もいないので考えてないとの事。
特に車もバイクも乗らず工場と社宅との往復だけだそうです。
ここまで若い年齢は今までいなかったですがその後は25歳が一つの目安になった気がします。
金融機関は満20歳以上の方と借り入れ条件の年齢には記載が殆どだった気がします。
若者のお客様は増えたような気がします。昔は20代後半でないと年収は土台に乗らなかったですし25歳で購入なんて聞いた事は無かったですが平成10年頃だったかS銀行が年収500万円から融資をするとなり一気に客層が若くなったようです。
年配者に不動産投資の良さを伝え理解して貰うのは一筋縄では行きません。
ただ営業先の皆様は俗に言います頭がい方が多く一通りの人生設計やライフプランや多少でもお金に関する知識や教養が新聞や雑誌から仲間内の話題やらで耳にしていることが中小企業の人よりは多く悪いものではないが融資まで組んでと踏ん切りをつけられるか付けられないかの鬩ぎあいだったと思います。
その後年収400万円~できる不動産投資ということで外資の金融機関が10年位前に出てきて話題になったりそこでは私は357万円で融資が通った人を見たことあります。
そのころからか24年前の年収700万以上を中心に見てきた私は驚くべきことを耳にしますそれは700万円の方たちって凄いですねと。私の見ていたあの頃は700万以上しか見てこなかったため500万台のお客様は珍しくましてや357万の方が融資組めるなど夢というか信じられない感覚に陥りましたし凄いといいますが最低700万以上の方しか融資してもらえなかったので。
お客様で最高収入は年間12,000万位でしたが勤務では年収3,000万位が最大な印象を受けました。源泉徴収票を数千枚見てきまして年収1000万円以上は少ないのは確かでそのクラスになりますと勤務先は聞いたことある会社が殆どです。全社を網羅して知っているわけではございませんのでこのような会社もあるのだと知見は広がります。
上場会社の年収の伸びは羨ましいものがありますしさすがに尽きます。
1年目は4月入社のため源泉ベースで300代半ば、2年目で400万台後半、3年目で500万台と25歳辺りで500万は超えて30歳ころには700万に到達する会社も多かったですが全部が全部の会社が伸びるわけではありません。
あと副業セミナーも結構いらっしゃいますがそのお客様達は商材を購入して80万円近く融資を持っている方が多く投資マンションに金融機関からは好まれない傾向があるため困ってしまいます。どれだけの人が副業教材で収益を上げられているのかは疑問ですが私が知らないだけかもしれません。
若いとは柔軟性があったり素直なかたが多く比較的聞く耳を持っていただけるせいか購入者は増えている気がします。
今の若い方は情報を多く持っています。
昔は調べるなんて専門部や特殊な人しか知れなかった内容が無料で数多くの意見をインターネット上でか確認することが出来るようになりました。
ただ注意しないといけないのは情報はかなりの数が出回っていますが憶測や拡大解釈も多くそのなかから真実を見つける作業は相当困難に思えてくるくらいです。
若者が始める理由は融資のハードルが下がり基準に若い方が購入できるようになったからです。営業する側が若年へシフトしてきたのでしょう。
年収500万の若者がスタートするのが悪いことではありません。
仮にですが25歳で購入出来れば60歳で完済できる計算になるため将来設計は立てやすくなります。30歳で購入しましても65歳です。定年が65歳まで引き延ばされる風潮がありますため退職の頃には借り入れが無くなるのは助かります。
時間をゆっくりかけられるからです。
年齢に応じた運用のイメージがありますため何歳からでもスタートは出来ますが融資の場合は60歳に近づくにつれ条件が厳しくなってくる傾向はあります。
ただしきちんとポイントを抑えて購入する事が重要なのは年齢問わず不動産投資の中では共通の項目であるため若いからやる有利な面もありますが書籍やネットで情報収集しまして担当者と答え合わせが出来るようになれれば一通り安心です。
インターネット世代の若者は良くも悪くも情報量が多いので見せ方が年々うまくなっているので見えるものだけでなく観ることを意識しながら進めていけば良いのではないでしょうか。
どのようなことにも賛否がつくものと理解しお互いの状況を客観的に見てみて下さいませ。売る側と買う側とかです。
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