不動産投資を行っているときには融資金額を早く返したいものですよね。
繰り上げ返済が出来る事は支払いリスクのコントロールが自分の都合で出来きるということが強みと経営の安心に繋がりますのはいうまでもありません。。
メリットを見てみましょう。
1.支払利息を減らすことが出来ること
2.繰り上げ返済を期間短縮型を選んだ場合ですが
2000万円2%35年元利均等返済で融資を受けていて借入1年以内に100万円の繰り上げ返済をしますと29カ月短縮することが出来ます。
同じ金額で返済額圧縮をした場合は毎月約3,300円支払額を減らせます。
3.支払う金利の変動するリスクを下げられること
デメリットは
1.手数料がかかる場合がある。
2.現金が減るために大きな支払いの時期に被ると対応がしにくくなる
3.低金利での借り入れでは効果は薄い
4.低い利回りの物件ですと効果が小さい
5.自己資金を減らすことにより次の物件購入のハードルが上がる
ちなみにですがローン延長が出来るケースがある。
変動金利で借り入れをしているため金利の上下はありますが返済期間が終了間近に元金の返済が残ってしまうケースも時にはあるかもしれません。その際には状況に寄り切りではありますが借入期間の延長が出来る場合もあるため金融機関に相談できるようにしておきましょう。
頭金を多く入れたり繰り上げ返済を使えるだけ使えれば返済額の圧縮や支払い年数の圧縮が出来ますため状況に応じ支払い方も変えることが出来ます。
逆頭金をいれず融資を組む場合は団体信用生命保険をフル活用できるため恩恵を受けられる額が増えますためここのコントロールも出来てしまいます。
結局は今のままが最終形態なのかまた一定額までは不動産投資をしたいのかによりましても実際は繰り上げ返済を金利面だけでなくした方がよいか悪いかが変わってくるため方向性を早く決められる方が有利なのは間違いありません。
区分のみや1棟のみや両方保有したいや合計3億まではやりたいとか団信枠を使い切るまでやりたいとか目標が今は無いかもしれませんし若いうちの決断は難しいかと思いますが早く動けるに越したことがないのもまた事実です。
繰り上げ返済が出来る状況であれば投資マンションの経営の運用の選択肢が増えるのは助かりますよね。
今はまだ低金利は続いております今年に入り長期プライムレートの上昇に伴い固定金利が若干上がったりはしていますが短期プライムレートは相変わらず低水準です。
特段生活設計にも問題は無く遊ばせておくのは勿体ないくらいあれば繰り上げ返済も一つの手であることは間違いありません。
実際借入金利が3%位ありましたら繰り上げ返済をすれば金利を支払わなくて済むからです。
無理をして繰り上げ返済をしまして突然資金不足に陥り借り入れをして借入金利が7.8%とかでしたら繰上返済をした意味が無いわけではありませんが支払金利が勿体なさすぎるためです。
繰り上げ返済は金利の高い金融機関で借り入れをしているほど金利の支払いが少なる効果が大きく出ますので複数所有の方は金利を気にしながらどこの物件に資金投入すれば良いかをいめーじしてみてくださいませ。
また金利が上昇する局面になるときに自己資金がありましたら投入できれば元利均等方式の支払いのため支払額の調整が出来ることにより支払金額のリスクコントロール
が出来るということになります。
また余裕資金の場合は現在の預貯金の金利が0.01%~0.2%位のため手元に置いておくだけでは増える要素が無いため資金を寝かせておくよりは仮に3%の金利で借りている場合単純ですが300万円繰上返済をしましたら年間約9万円分の運用と変わらないわけです。
また繰り上げ返済手数料は馬鹿にならないため計画的に返済することにより将来の手数料がだいぶ変わります。ネット手続きの場合は繰り上げ返済手数料が0%や所定の手続きをしますが返済額の2%まで金融機関に寄り切りですが大分ばらつきがありますため選べるならば気にしておきますが借入をするときにはお客様が選ぶことはなかなかできないですが要望を担当に伝えてみれば選択が出来る余地はあるかもしれません。
オーナー様達を見ておりますと在職中に繰り上げ返済をするひとは少なからずいましたがほとんどは退職年齢60歳までに完済できている人は少ないイメージです。
大体繰り上げ返済する時期は目安を退職時まではなかなかハードルが高いですがお子様がいっらしゃる家庭で大学を卒業したあと繰り上げ返済に集中するとかも目標値としては安心ですね。
他の方たちは退職が一つの繰上のタイミングや65歳とあとは働く期間が終わった後に繰り上げ返済とライフプランによりタイミングは様々あると思いますが人それぞれです。
人生の節目で繰り上げ返済がもひとつのタイミングではないでしょうか。
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