ここに関しましては理解できる内容から出来ない内容で見たことのある事例をお伝えいたします。
1.購入2年後に担当者が既に辞めていましてお客様が担当者が居なくなりましてフォローしてもらえず詐欺だと電話で喚き散らされたことがあります。
不動産業界は出入りが激しい業界のため生き残る人はあまりいません。
今回の購入者は男性で担当は女性だったようで電話に出してくれと既に退職をしてしまい強要まがいなことで電話に出た人がきちんと対応し話を聞いていますと担当に久々に電話をしましたら出なく折り返しもなく憤慨したようですが経緯や話を聞きましたら急に不安になり会社に電話したようです。
2.家賃が2年後に上がると聞いていたので会社に連絡がきたケース。
担当者が言っていましたが当初家賃が安くついているため出たら上がりますと聞いたと連絡がありましたが担当者は既に退社。
一般論からですが2年後家賃が上がるは考えにくいです。上がる物件も無いわけではありませんが。賃貸借契約書では2年間がひとつのサイクルになっていまして2年後家賃が上がる契約書は無いわけではありませんが普通はあまりありませんし仮に家賃が相場より安くついたならば上がる可能性というより相場に戻す可能性はありますが簡単にはいかないと思います。全てが口頭のためニュアンスが違うのか嘘なのか勘違いかはわかりませんが最後はお客様はそうですかと残念そうにしていたとのことです。
3.節税ができずおかしいと問い合わせがあったケースです。
話を聞いていますと税金が毎年30万円戻りますと聞いていたのに戻らないと。
これは理解していればわかる話ですがまず給与と不動産収入がある方は確定申告を既定の期日内に行いますよね。これも当たり前かと思いますが知らない人は知らないかもしれません。税金は給与に不動産収支を加味しましてプラスなら納税、マイナスでしたら還付です。
そもそも不動産収支内訳書を見て行きますと家賃収入は大体一定ですよね。
経費をみますと金利は元利均等返済の場合残額が減れば利息も減っていきますので逓減していきます。
固定資産税は基本土地の評価は大体横ばいで若干上がる場所もありますが建物は償却期間を設けているため毎年微減が多いです。
修繕費は新築程かかることは少ないですが中古は費用が嵩むことはあります。
それと年収に応じても同じ赤字でも戻る税金は違いますし納めている税金以上には戻る可能性はありませんため毎年30万という表現は疑問に思います。
これは知識不足の営業がそう伝えたのか解釈がそもそも間違っていたためか担当は退社していたためわかりません。
4.聞いてない
よく耳にします。それは聞いてません。伝えましたのやりとりや伝えてはいませんが通常の理解できる認識でも仰る方はいます。
ここは難しいですが大まかには伝えておく方が良いと思ってますが全てを伝えることが仮にできてもどこまで理解できているかとか判断は本当に難しいです。
例えばエアコンは大体9年~15年位に一回は交換しているケースが多いと思いますがエアコンを直すなんて聞いてないと自信満々に仰る方はいらっしゃいます。
車に置き換えましてもオイル交換をするなんて聞いたことない。自動車税を払うなんて聞いてないなんて世の中通るのでしょうか。
疑問に思うこともあります。でもオーナーは本気のためプライドを傷つけずしっかり説明をすれば理解できる方が殆どです。
5.とある不動産会社が倒産し管理物件の鍵の行方がわからない
これは実際にあった話ですが某銀行から物件を紹介され遠方のため管理はこの会社にと紹介された管理会社ですが大手でCMも素敵な女優さんを起用する会社でした。
ところが急に連絡が取れなくなりリフォームの工事は途中で家賃も資材も行方不明ですが大手の会社なのでそのようなことはないと思っておりましたが良く調べてみますとフランチャイズで地元業者は後付けですがあそこは危ないで有名だったとか。。。結局は本社の協力の元書類と鍵は3か月かかり回収出来きましたがリフォーム費用と使い込まれた家賃は回収できずの事態へ。。。銀行の紹介も気を付けなければいけないとつくづく思いました。
皆様不動産会社は不動産の事を何でも知っていると思いがちですが不動産会社は取引を正常に行う業者です。
何が言いたいかと申しますと
法的トラブル解決は弁護士
税金の詳細はっ税務署、会計士、税理士
物件の構造等は建築士
測量は土地家屋調査士
登記は司法書士(購入者でも出来ますが金融機関が指定してくるケースが多いです)
価値の鑑定は不動産鑑定士
のため上記に取り付けるサポートや見解はあるにせよ別物だという認識でそれ以外に知っている担当が居たらラッキーだと思います。
多分細かいかもわかりませんが気付かないだけでこのような話はきっとあると思います。言えば何とかなるかもと思う人もいましたし勘違いで逆ギレのオーナーもいます。
ただメリットを感じありがとうよりサイトを見る限りトラブルの方が声が大きく印象に残ってしまうか冷静に考える必要があります。
巷では大げさに某サイトでいかにも事実のように話される方もいますので見えるではなく観る力を養わなければいけません。
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